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K2ブルー(ケーツーブルー)は、パキスタン北部にあるカラコルム山脈最高峰"K2"のみにて産出する鉱物です。
K2ストーン(K2 stone)やK2ナイト(K2nite)、アズライト イン グラナイト(Azurite in Granite)という名前でも流通しています。
つづいて、産地です。
パキスタンが実効支配しているギルギット・バルティスタン州のガンチェ地区カプルー(Khaplu,Ghanche District)です。
この州はカラコルム山脈の急峻な山々が広がっています。
カラコルム山脈の最高峰である"K2"は8,611mと世界第2位の標高で、登頂が難しい山として知られています。
その為、K2ブルーを採掘する事も難しく流通量も多くありません。
白色をした母岩のグラナイト(花崗岩)の中に青色の結晶をしたアズライト(藍銅鉱)が入っているのが特徴です。
母岩の白い花崗岩は非常にきめが細かく、石英と長石(曹長石や微斜長石)、白雲母、黒雲母で構成され、光に当てて見ると表面が細かくキラキラと光に反射します。
グラナイト(花崗岩)とアズライト(藍銅鉱)自体は、珍しい鉱物ではありませんが、グラナイトにアズライトが入っているのはこの産地のみです。
加工された状態で流通しているものが多いK2ブルーですが、母岩の花崗岩は長石の含有量が多く、また、アズライトは花崗岩に浸透している為、磨くと艶が出ます。
(本来のアズライトが硬度が3.5〜4と低く、加工が難しい鉱物です)
アズライトの斑模様は一定ではなく大きさはまちまち。
色身も濃淡があります。
緑色っぽくなっているのはマラカイト(孔雀石)です。
こちらは磨いたタンブル状のK2ブルーです。
磨いたことにより原石のザラザラとした表面が無くなり、艶があります。
通常なら艶が出にくいアズライトですが、花崗岩に浸透しているので光沢があります。
こちらはK2ブルーの丸玉です。個性的な表情をしています
大きい斑点模様が入ったものや小さな斑点模様のもの。一つ一つの表情が異なります。これが鉱物の魅力ですね。
こちらは、K2ブルーの動画です。
こちらのK2ブルーは黄色味のある白色をした母岩の中に青色の斑点模様が入っています。
母岩の白い部分は石英と長石、黒い部分は雲母で、強い光を当てると雲母がキラッと反射します。
濃淡のある青色のアズライト結晶が個性的な模様を作っています。
K2ブルー / K2 Blue
別名:アズライト イン グラナイト(藍銅鉱入り花崗岩)
硬度(アズライト):3.5〜4
産地:パキスタン カラコルム山脈
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