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アクアマリン(藍玉)とは、ベリル(緑柱石:Beryl)という鉱物の一種で、鉄分を含み緑青色系のものをアクアマリンと呼んでいます。
その名前の由来は、ラテン語のアクア「水」とマリン「海」からきており、海の水を思わせる様な淡い水色をしています。
つづいて、産地です。
パキスタンが実効支配しているギルギット・バルティスタン州です。
この州には世界第2位の標高のk2があるカラコルム山脈の急峻な山々が広がっています。
この辺りにはアクアマリンの他にトルマリン(電気石)やアパタイト(燐灰石)等が産出します。
ベリルは六方晶系の鉱物で、ベリリウムを含み六角柱状で成長します。
アクアマリンも同様に六角柱状で成長し、透明度があり綺麗な色をした結晶はまさにマリンブルーをしています。
尚、ベリルは内包物により色が変わり、それに伴い名前も変わってきます。
下記が主なベリルの種類です。
1.ベリル/無色〜淡青 (要因:ベリリウムによる)
2.アクアマリン/水色 (要因:微量の鉄による)
3.エメラルド/エメラルドグリーン (要因:クロムやバナジウムによる)
4.ヘリオドール/黄色 (要因:3価鉄イオンによる)
5.モルガナイト/淡い赤色 (要因:マンガンによる)
6..ゴシェナイト/無色 (要因:アルミニウムによる)
大小大きさの異なる柱状の結晶が成長しています。
透明度が比較的ありますが、淡い色合いです。
透明度のある淡い水色をした六角柱状のアクアマリンの結晶と折り重なるように成長した白雲母が共生しています。
大きめのアクアマリンの結晶が5本、小さい結晶が10本以上あります。
また、雲母は光に反射してキラキラと綺麗です。
アクアマリン / Aquamarine
和名:藍玉または藍柱石
分類:珪酸塩鉱物
モース硬度:7.5〜8
劈開:不完全
断口:貝殻状
結晶構造:六方晶系
比重:2.6〜2.8
産地:パキスタン ギルギット・バルティスタン州
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