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オーストラリア産のボルダーオパールです。
ボルダーオパールとは、鉄鉱石や焦げ茶色をした砂岩の塊(ボルダー)の隙間にオパール(蛋白石)が入り込んだもので、その力強い模様が人気です。
オパールは、固化した二酸化珪素(シリカ)で、とても微細な結晶の隙間の間に5〜10%程の水分を含んでいます。 また、結晶構造が見られない潜晶質の為、準鉱物になります。
つづいて、産地です。
オーストラリアクイーンズランド州の南西部にあるパルーシャイアのコロイトオパールフィールドです。
コロイトオパールフィールドにおけるオパールの採掘は、露天掘りで、約9メールまで手掘りで行われます。これは、計画性のある採掘方法では無く、無計画(運任せ)になります。
また、パルーシャイアでは高品質なオパールが産出し、コロイトオパールフィールドの他にもヨワオパールフィールドがあります。
オパールは、遊色効果のあるプレシャスオパールと、遊色の無いコモンオパールがあります。
プレシャスオパールは、微細で球状の二酸化珪素が規則正しく配列する事により遊色が現れます。また、二酸化珪素の分子の大きさがバラバラであったり、大きさを満たしていないものは、遊色が見られずコモンオパールとなります。
こちらの写真には、母岩の隙間に乳白色のコモンオパールや青色をしたプレシャスオパールが入り、力強い模様を作っています。
こちらには、青色や青緑色をしたプレシャスオパールが入っています。
水に濡らしたり、強い光を当てるとよりはっきりと遊色の様子がわかります。
こちらには、ベージュ色のコモンオパールの他に黄緑色のプレシャスオパールが入っています。
青色のオパールも素敵ですが、黄緑色も爽やかな感じで素敵です。
こちらは、全体を磨いたボルダーオパールです。濃淡のある青色をした結晶が入っています。
こちらも磨いたボルダーオパールです。複雑な模様をした母岩の隙間に青色や黄緑色をしたプレシャスオパールが入っています。
下の紹介動画にある石で、模様の様子を撮影しております。
ボルダーオパールの磨き石を使用したペンダントトップです。
小さいサイズの磨き石で、母岩の中には、青色や黄緑色、赤色のプレシャスオパールが入っています。
光の当たり方で表情が異なり素敵です。
オパール / Opal
和名:蛋白石
分類:珪酸塩鉱物
モース硬度:5〜6
劈開:無し
断口:貝殻状
光沢:ガラス光沢
結晶構造:潜晶質
比重:1.9〜2.3
産地:オーストラリア クイーンズランド州パルーシャイア
【関連商品】
・Mindat 「Koroit opal field, Paroo Shire, Queensland, Australia」
(https://www.mindat.org/loc-240301.html) 閲覧日:2021年6月10日
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