赤色をしたジャスパー原石の磨きです。
ジャスパーはとても細かな石英の結晶が集まったもので和名は碧玉と言います。
石英は透明や半透明なものが多いですが、ジャスパーは不純物が多く入っている為、光に透かしても全く透けません。また、佐渡の赤玉石の赤色は、酸化鉄成分(主に赤鉄鉱)を含むことに起因しています。この酸化鉄が石の内部で赤や茶色の鮮やかな斑模様を生み出し、独特の美しさと個性を加えています。
ジャスパーの中でも、新潟県佐渡島地方で産出した石で、佐渡の赤玉石とも呼ばれています。
赤玉石は昭和40年位までは採掘されていましたが、昭和55年以降採掘禁止になった希少な石です。こちらは40〜45年程前の昭和40年代に山梨県の甲府の業者へ加工用として入ってきたものです。
こちらの佐渡の赤玉石は原石を磨いたことにより表面は艶がありますが、ゴツゴツした部分や石目による凹み、またザラザラとした部分があり、塊状だった原石の風合いが残っています。
赤色の斑模様が特徴的で、また、表面に入った亀裂が力強い模様を作っています。
国産の原石をコレクションにいかがですか?
※ご使用のモニターにより、赤がより鮮やかに見える場合がございます。
光を当てて撮影をしています。光が強いほど鮮やかになり、弱い光ほど暗い赤色になります。
大きさ:96×69×41mm
硬度:7
産地:新潟県佐渡市
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