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カーネリアンとは、とても細かな石英の結晶が集まったもので玉髄(カルセドニー)の仲間です。
赤褐色をしておりこれは鉄を含有しているからです。
カーネリアンの名前は、"コーネルチェリー(セイヨウサンシュユ:Cornus mas)"や、ラテン語の"肉:carnis"に因んで名付けられたと考えられています。
つづいて、産地です。
こちらのカーネリアン(紅玉髄)は、マダガスカル共和国 ブエニ地域圏アンバトブエニ郡マネリネリーナ産です。
こちらの産地のカーネリアンの玉石は、地表に転がっていることが多く、この石を加工する現地の人々は、この地域を定期的に覆う自然火災によって、綺麗なカーネリアン色になっていると考えています。
また、他の国では、ブラジル、アメリカ、インド等、で産出します。
カーネリアン(紅玉髄)は、赤色やオレンジ色を帯びた赤色などの色合いで、カルセドニーの中に含んだ微量な鉄分に起因しています。
色は均一であったり、斑に入っていたり、または、縞模様が入ったものもあります。
カルセドニー(玉髄)は、内包した不純物によって色が異なり、また、鉱物名も異なります。
・赤色-カーネリアン
・黄緑色-クリソプレーズ
・淡い青〜水色-ブルーカルセドニー
・淡い赤-サード
です。
また、劈開が無い事から加工しやすく、彫刻の材料やアクセサリー等に加工されてます。
こちらの写真のカーネリアンは、ゴツゴツとした状態で、表面は、川流れ石や荒磨きした石の様な肌触りで、少しザラザラしています。
こちらは、光に透かした状態で撮影したカーネリアンです。
光に透かすことにより、半透明になり内部に入った短い亀裂の様な模様が浮かび上がります。
こちらも、光に透かした状態で撮影したカーネリアンです。
こちらのカーネリアンには、独特な模様が全体的に入り、また、薄っすらと層状模様が入っているもわかります。
こちらは、タンブル状のカーネリアン(紅玉髄)です。
オレンジ色の濃淡や縞が有無によって一つ一つの表情が異なります。
こちらは、カーネリアンを使用したブレスレットです。
濃淡のあるオレンジ色をしたカーネリアンで、明るい感じが良いですね。
また、通常、カーネリアンは、淡い色合いで産出する事が多い事から、加熱処理などをして色を濃くする事があります。
カーネリアン / carnelian
和名:紅玉髄
分類:珪酸塩鉱物
モース硬度:7
劈開:無し
断口:不平坦
光沢:脂肪光沢〜無艶
結晶構造:三方晶形
比重:2.7
産地:マダガスカル ブエニ地域圏マネリネリーナ
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ロナルド・ルイス ボネウィッツ(著)・青木 正博(訳)ISBN:978-4416807002
・Mindat 「Manerinerina area, Manerinerina, Ambato-Boeni, Boeny, Madagascar」
(https://www.mindat.org/loc-258352.html) 閲覧日:2021年8月25日
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