磨いたラリマーの原石です。
ラリマーは青色のペクトライトの一種で、ドミニカ共和国でのみ産出される非常に希少な鉱物です。ラリマーの特徴である鮮やかな青色は、構成成分に微量の銅が含まれているためとされ、時には白、青、緑が複雑に混じり合った独特の模様を見せます。この模様は、まるで海の波や空に浮かぶ雲を映したかのようで、「カリブ海の宝石」とも呼ばれています。
ペクトライトの中でもラリマーのように青色を呈するものは極めて少なく、産地も限られているため、収集家や愛好者にとって貴重な鉱物とされています。また、ラリマーはスギライト、チャロアイトと共に「世界三大ヒーリングストーン」として知られており、希少性と美しさからアクセサリーにも多く用いられ、近年はその人気が高まっています。
こちらのラリマーは、灰色の母岩の中に濃淡のある水色や白色をした結晶が入っています。
原石の名残で凹凸した部分や石目による凹みがあるものの、研磨により表面には艶がでています。
※ご使用のモニターによって、実際より色が濃く見える場合がございます。
大きさ:44×38×20mm
硬度:4.5〜5.0
産地:ドミニカ共和国
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