ラピスラズリの原石です。
ラピスラズリ(瑠璃)は鮮やかな青色が特徴の天然石で、青金石、方ソーダ石、藍方石、ゆうほう石の4種類の鉱物から構成されています。これらの鉱物が複雑に絡み合うことで、ラピスラズリならではの深みある青色と独自の模様になります。主成分である青金石の影響により、色合いは濃い青から青紫色まで幅広く、成分の割合によって色合いが変化するのも特徴です。
ラピスラズリは、主に熱変成を受けた石灰岩の中で成長し、パイライト(黄鉄鉱)やカルサイトと共に産出することが多く見られます。
こちらのラピスラズリは、濃淡のある青色の原石の中に白色のカルサイトや金色のパイライトの結晶が層状や斑状に入っています。また、金色のパイライトが光を受けてキラッと反射して綺麗です。
表面は粗い自然のままの状態で、ゴツゴツとした形状とザラザラした手触りをしたラピスラズリですが、水に濡らすと青色がさらに深みを増し、綺麗な色合いになります。
また、強めの紫外線ライト(ブラックライト)を当てると、一部が黄色く蛍光する特性もあります。蛍光の様子は、写真3枚目や紹介動画の後半でご確認いただけますので、ぜひご覧ください。
※ご使用のモニターにより、実際より色が濃く見える場合がございます。
大きさ:43×41×34mm
硬度:5〜5.5
産地:アフガニスタン
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